お金を貯めたいのに貯まりません。どうすればいいですか?
なるほど。そういう方には、先取り貯蓄がお勧めです!
サキドリチョチク???それって何ですか?
おそらくさとちゃんは、毎月残ったお金を貯めようとしていませんか?
はい・・・そうですけど・・・それじゃダメなんですか?
残ったお金を貯めようとすると、ついついお金を使い過ぎてしまい結局お金が残らなかったということになりがちです。そうなるといつまでたってもお金が貯まりません。
そうなんです!お金を貯めたいと思っているんですけど、毎月なんだかんだと使い過ぎてしまってお金が残らないんです~
手元にお金があれば、ついつい使い過ぎてしまいますよね。そうならないために実践してもらいたいのが、先取り貯蓄です。
先取り貯蓄とは、お給料が入ったらまず先に貯蓄に回すお金を別の口座などに移してしまい、残ったお金で生活をする方法です。
計算式で考えてみると・・・
収入−貯蓄=生活費
となります。
お金が貯まらないという人は、この計算式が
収入−生活費=貯蓄
となっていることが、多いです。
「収入−生活費=貯蓄」は、まさしく私のことです~
お金をしっかり貯めるには、先取り貯蓄で、強制的にお金が貯まる仕組みを作ることが大切ですね!
先取り貯蓄の方法としては、「財形貯蓄」や「社内預金」、「積立貯金」などがあります。
ここでのポイントは、毎月一定額が自動的に貯まっていく仕組みを利用することです!
そうすることで、強制力が生まれ勝手にお金が貯まっていきます。
ただし、最初から頑張りすぎないことが大切です。
まずは、無理のない金額からスタートしお金を貯めることに慣れていきましょう。
最初から張り切りすぎて無理な金額設定をしてしまうと、結果的に途中で生活費が足りなくなってしまい、せっかく始めた先取り貯蓄の仕組みを途中で解約してしまうことになりかねません。
そうなんですね~。ちなみに、どのくらい貯蓄にまわせばいいのか目安はあるんですか?
そうですね。家族構成や住宅事情によっても異なりますが、おおまかな目安としては、手取り収入の10%~20%程度を目安にしてください。独身で実家暮らしの方の場合は、手取り収入の30%を目標にしたいところですね。
はい。わかりました。
ただ、本当は「何のために」「いつまでに」「いくら貯めるのか」を、きちんと決めてお金を貯めていくのが理想です。
えっ!?そうなんですか?
はい。そうしないと、いざまとまったお金が必要な時に、いくらまでなら使っても大丈夫なのかがわからず不安になってしまいます。
そもそもお金は、今の自分のために使うこともとても大事です。
「お金を貯めなければ」という不安な気持ちに襲われ、「手取り収入の〇〇%」などのような根拠のない無理な目標設定をしてしまっては、今の生活が苦しくなってしまいます。
そうではなく、将来のために貯めるべきお金はしっかり貯めつつ、今の暮らしで使うべきお金は、今しっかりと価値ある使い方をしてもらいたいです。
そのためには、将来の自分や家族のために貯めるべきお金を把握し、お金を貯める計画を立てましょう。そうすることで、今の暮らしのために使えるお金も明確になります。
今の暮らしのために使えるお金が明確になると、気持ち良くお金を使うことができます。
そして、いざお金が必要になった時にも、貯まったお金を気持ち良く使うことができます。
今も将来も気持ち良く価値あるお金の使い方をするために、「何のために」「いつまでに」「いくら貯めれば良いのか」を明確にし、その目標に向かってお金を貯めていきましょう。
なるほど。でも、目標を立てるのって、難しそう・・・
そうかもしれませんね。そう感じる場合は、ライフプランを作ってみるとイメージしやすいかもしれません。もし良ければ、一度作ってみませんか。
はい。ぜひお願いします!
ちなみに先取り貯蓄についてですが、老後のためにお金を貯める場合は、確定拠出年金(iDeCo)という方法を選ぶこともできます。
そんな方法があるんですね・・・確定拠出年金(iDeCo)という言葉は、初めて聞きました。
先取り貯蓄は、それぞれの方法によって特徴があるので、自分にあった方法でお金を貯めていくことが大切です。特に確定拠出年金(iDeCo)は、とても良い制度ですが注意点もいろいろあるので、制度についてしっかり理解してから利用してくださいね。
はい!わかりました!
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